あなたが選ぶストーリー

 『違う…違うの…』


有希はその場に踞り泣き始めた


男子達は顔を見合わせ戸惑っている


これで良いの…。

いつまでも我慢してたら私の恋は始まらない…。


すると、あまりにも泣きじゃくる有希に啓介が声を掛ける


『有希ちゃん!
とりあえず落ち着いて…。有希ちゃんに彼氏がいても俺たち気にしないから…』


啓介は優しく傷つくセリフをサラッと言ってのけた…


それを聞いて有希の体がピクッと反応したのが解った


『いないもん…彼氏なんていないもん…。』


『うん。解ったから落ち着いて!』



すると有希が信じられない一言を…





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