ずっとオレの1番でいてくれますか?
ー・・・。
「んっ…。」
目を覚ましてまずオレの目に写ったのは真っ白な壁だった。
あれ…?
オレ、何してたんだっけ?
こんなとこで寝た覚えは…。
オレは少し考えてはっとした。
さっき壁だと思ったものは天井だった。
「ここは…!?」
オレはガバッと起き上がる。
しかし体のいたるところに激痛が走り、
ドサッと音を立ててまた、さっきのように寝転がってしまった。
「っつ〜…。」
思わず声が出てしまう。
あまりの痛さに唇を噛んだ。
切れはしなかったけど、かなり強く噛んだ。
しばらく動けねーかも。
ここ、たぶん病院だと思う。
だから千夏も違う病室で治療を受けてるんだろう。
_…そう思ってた。