ほろ苦いスイーツ。
私の過去

それは、私が弱かったからあんな風になった。

あの頃は本当に自分を責める事しかできなかったんだ。






前の学校で…私はいじめられていた…。



あれは丁度、一年前、去年の夏…
中学2年の頃だったかな。



友達関係も安定してきてクラスの中に何個かのグループができてた。
私もその一つのグループに入ってた。

昼休みの時間、私はいつものようにみんなと会話を弾ませていた。
「ねぇねぇ、好きな人いる??」
ある一人の質問

みんなはその話題にどんどんはまっていく。

「私はいるよぉ~」

「ぇ!だれ?」

グループのリーダー的存在の一人が答える

「実はさぁ、古池君なんだぁ~。」

「ぇ、マジで!?あの人超イケメンじゃん~ガンバッ!」

私はその頃は彼氏とか好きな人とかそうゆうのに興味がなかった。
だから、私は聞いてたけど目線は窓の外だった。

それに気づいたのか一人が話しかけてきた。

「ねぇねぇ。璃奈はさッ、好きな人いる??」

「へ!?私?いないょ~。いる分けないじゃん。」

私は突然の質問に驚いて慌てて言う。

「なんか、怪しい!」
怪しいって言われてもねぇ…

「本当にいないんだってば!」

「ん~…じゃぁ、いないか~。」

やっと私への疑いの目がちがうモノへと移っていった。



この会話が私をどん底へと向かわせるんだよね。
< 2 / 7 >

この作品をシェア

pagetop