ほろ苦いスイーツ。
私は突然、話しかけられて驚いた。
今まで、無視とかいじめられてたから…

「は、はじめまして。中山 璃奈です。」

「知ってるよ~!朝、聞いたもん♪」
志穂が笑いながら言う。

他の2人も笑ってた。

気がつくと私も自然と笑ってたんだ。

「ねぇ!いきなりでごめんなんだけど…中山さんの事リナって呼んでもいいかな?」

ちぃが少し照れ気味で聞いてきた。

レナとしほっちも
「いいでしょ?」
って期待ふくらませて言う。

「ぅ、うん。」

なんか、私も照れくさくて目を泳がせながら大きく頷いた。

3人が目を合わせて「やったね」と言い合う。

「ねぇねぇ!一緒に帰らない?」

レナが机に両手をのせて勢いよく聞く。

「私と?!」

「うん!」
3人が一斉に言う。

「私なんかでいいの?」

私は顔をうつむかせて恐る恐る聞いてみる。

「もっちろん!当たり前じゃん♪」

レナは笑顔で言ってくれる。

「ありがとう!」

私は嬉しくなって自然と満面の笑みで会話を楽しんでいた。

すると、私の目の前にスッと誰かが現れた。
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