君と私の365日
12月24日

メリークリスマスの日だ。

恋人の亮太とデートの約束日…

でもある。

朝から、嬉しくて…

急いで、着替えて走った。

いつもの場所で、待ってたが…

15分経っても来ない。

いつしか、私の手は…凍っていた。

「遅いー!亮太のバカー!!」

と私は…大声で叫んだ。

「はぁ?誰がバカだってぇ?」

その声…

ちょっと、低い声…

まさか…

「亮太?!」

真っ赤で走って来る。

「バカ!遅いよ。」

少し、涙がでた。

「しゃーねぇだろ?
さっきまで、部活だったんだから!」

少し、怒る亮太。

でも…ちょい可愛い。

「また…言い訳した~!」

ちょっと、怒らそう。

もしや、私って…M?

まぁ、いいや。

「いゃ、その…!
つか、行くぞ///」

亮太のグローブみたいな大きな手で、

私の小さな手を包んだ。

温かい。

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