君と私の365日
亮太…亮太…亮太…
頭の中は、亮太で一杯。
ずっと、こうしていたい。
いきなり、チャリが止まった。
「あ…関馬先輩??」
目の前には、可愛らしい子が立っていた。
たぶん、中3ぐらい。
亮太は、驚いた顔で…
止まっている。
「…亮太…? この子…誰?」
怖い。 もしかして…
どうしたらいいの?
「…あっ…!」
「ぢげぇよ。こいつは、後輩。
中学の野球部でお世話になった先輩の妹。よく、遊んだから…。」
と言って、懐かしそうに語る。