君と私の365日

「龍君~!愛茄が呼んでるよ~」


「またかよ!ちはやちゃん
   ありがとうーっ!」

走っていく、龍君。

いいなーっ。


「おぉ、ちはや!こんなところに居たのかよ。」

きゃー、亮太…

  イケメン*。*。

そのタキシード姿がヤバい!


「亮太…、もうすぐだね。
  結婚式♪」

「そうだな。」

「私達の結婚式は、まだまだだね。」

「だな。23歳の時に結婚式するから、
あと…3年だな~」

「3年ねぇ~♪まだまだだね。」

私達も結婚したいね。

「ねぇ~、もっと早く…結婚しない?」

「いや、無理。」

「なんで?」

「まだ、就職してねぇーし。
お前を養えないし。」

「うゎ、頑固。」

「龍はさぁ、家が有名な酒屋だから、
就職には、困らない。
跡継ぎだし。」

「亮太は…お父さん…カメラマンで、世界中を回ってるもんね。」


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