君と私の365日
ヤバい!
私は、息をきらしながら…
走る。
ハァ…ハァ…ハァ…
「…ハァ…愛茄ぁ?!」 ピンポーン…
やっと、着いた。
…返事がない。
「お邪魔するね!?」
………………
入ってすぐの廊下に
愛茄が倒れている。
「………愛茄ぁ?」
「あ…ちぃ…ちはや…?
じ…陣痛が…」
「え?まだ…8ヶ月じゃん!」
「わ…かんない。
ちはや…棚の上にカバンがある…
タクシー、乗って…行こう…病院」
息をきらしながら…
必死で言う…愛茄。
お母さんだなーっ。