雪降ル夜ノ奇跡
そう思った礼於は心菜に心配をかけまいと黙っておくことにした。
「大丈夫だ、心配は無用だ。ここはそう簡単には攻撃されても傷つかぬ」
そう言って悪戯っ子のように、笑った。
「は、はあ」
心菜は呆気にとられたようにきょとんとしていた。
「心菜は僕が護る」
そう強く呟いた。
「大丈夫だ、心配は無用だ。ここはそう簡単には攻撃されても傷つかぬ」
そう言って悪戯っ子のように、笑った。
「は、はあ」
心菜は呆気にとられたようにきょとんとしていた。
「心菜は僕が護る」
そう強く呟いた。