わたしの居場所
壱
明日は大晦日。
やっと今年が終わっていく。
街を歩くと…
楽しそうに歩く冬休みの学生の姿。
わたしもそう見えてる、わけないか。
昨日から両親は出かけた。
父親は仕事の出張、母親は実家に帰省。
二人とも大丈夫?
と一応聞いてきたけど、
わたしが小さく頷いただけで、
じゃよろしくねっ、だし。
わたしとしては…
悩んだふりの頷きだったのに。
二人とも好きな人に、
会いたいための言い訳だから。
そんなことくらいわかってるんだよ。
携帯ロックしてても…
二人ともわたしの誕生日なんだから
簡単にメール読めちゃう。
ま、楽しんでください。
わたしは心の中で…
ふたりにもうステラれている。
家庭内崩壊。
やっと今年が終わっていく。
街を歩くと…
楽しそうに歩く冬休みの学生の姿。
わたしもそう見えてる、わけないか。
昨日から両親は出かけた。
父親は仕事の出張、母親は実家に帰省。
二人とも大丈夫?
と一応聞いてきたけど、
わたしが小さく頷いただけで、
じゃよろしくねっ、だし。
わたしとしては…
悩んだふりの頷きだったのに。
二人とも好きな人に、
会いたいための言い訳だから。
そんなことくらいわかってるんだよ。
携帯ロックしてても…
二人ともわたしの誕生日なんだから
簡単にメール読めちゃう。
ま、楽しんでください。
わたしは心の中で…
ふたりにもうステラれている。
家庭内崩壊。
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