わたしの居場所
わたしは彼を見つめた。

ちゃんと彼の目はわたしを見ている。

中身まで見通せるすごい目なんだ。

見えないんじゃない。

わたしの心までちゃんと理解してくれる。

だから…

何の心配も不安もいらないよね?


わたしは彼に向かってささやく。

わたしね、もう捨てられたと思った。

でも…
あれはわたしの目が悪かったんだよね。

あなたをちゃんと見てなかった。

これからは毎日、

ここに来てちゃんと見れるようになる。

心で、あなたと話せるようになるから。
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