青いブレスレット
びっくりしてケータイを落としそうになったけど、急いで出た。
「もしもし!?」
『もしもし?雪川さん?』
やっぱり水原くんだ…。
『メールより直接話した方がいいかなって、こういう話は』
「あ、そうだよね、メールとかだと残っちゃうし」
『それに、声聞けるし』
え…。
ちょっと恥ずかしくなっちゃった。
『あ、深い意味はないから!!』
水原くんも恥ずかしいのか、あわてて言葉を足した。
水原くんもこんな一面あるんだな。
『あ、そうだ、千夏ちゃんの話』
『あー、山寺、中3の6月頃、彼氏できたんだよ。
てか、告白された。みんなの前で』
「えっ!?みんなの前!?」
『そう。ジュンヤってやつに、俺の友達。
ジュンヤが前から山寺のこと気になってるって言ってたから、俺も色々アドバイスしたりして。
で、中学卒業してバラバラになる前にどうしても伝えたいって、告白することになった。
ほんとはひと気のないとこに呼び出してー…とか作戦立ててたんだけど、ジュンヤのやつ、呼び出す前に我慢できなくなっちゃって、廊下で大声で、付き合ってください!って』
「へー、すごいね…。
それで千夏ちゃん、OKしたの?」
『うん、かなりびっくりしてたみたいだけど、うなずいた。
それで周りも拍手した。俺も拍手したし』
なんか漫画みたいな話ですごいなー。
ちょっと憧れる。
「もしもし!?」
『もしもし?雪川さん?』
やっぱり水原くんだ…。
『メールより直接話した方がいいかなって、こういう話は』
「あ、そうだよね、メールとかだと残っちゃうし」
『それに、声聞けるし』
え…。
ちょっと恥ずかしくなっちゃった。
『あ、深い意味はないから!!』
水原くんも恥ずかしいのか、あわてて言葉を足した。
水原くんもこんな一面あるんだな。
『あ、そうだ、千夏ちゃんの話』
『あー、山寺、中3の6月頃、彼氏できたんだよ。
てか、告白された。みんなの前で』
「えっ!?みんなの前!?」
『そう。ジュンヤってやつに、俺の友達。
ジュンヤが前から山寺のこと気になってるって言ってたから、俺も色々アドバイスしたりして。
で、中学卒業してバラバラになる前にどうしても伝えたいって、告白することになった。
ほんとはひと気のないとこに呼び出してー…とか作戦立ててたんだけど、ジュンヤのやつ、呼び出す前に我慢できなくなっちゃって、廊下で大声で、付き合ってください!って』
「へー、すごいね…。
それで千夏ちゃん、OKしたの?」
『うん、かなりびっくりしてたみたいだけど、うなずいた。
それで周りも拍手した。俺も拍手したし』
なんか漫画みたいな話ですごいなー。
ちょっと憧れる。