青いブレスレット
「そろそろご飯でも食べる?」

「うん!お腹空いちゃった…
…あっ!!!」


ふと周りを見ると、見たくない顔が目に写った。



…中谷だ。


相変わらず軽そうな感じ。

となりには…似たような雰囲気の男の子。


「雪川さん、どうしたの?」

水原くんの声に、わたしははっとした。


「ううん!なんでもない!!
早くフードコート行こ!!!」

「えっ?う、うん…」


慌てて水原くんの手を引っ張って、急いでフードコートの方へ行った。
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