青いブレスレット
「それじゃあ電気消すねー。おやすみ」
「おやすみー」
「…おやすみ」
わたしはさっきから、ずっと順也くんの言っていたことばかり考えていた。
今日は眠れない気がする。
寝息が聞こえる。
もう2人とも寝たんだ。
水原くんに打ち明けられたら、どんなに心が軽くなるだろう。
あと、こんなとき、水原くんの優しい声が聞きたいな……。
でももう遅い時間だし、さすがに電話できない。
水原くんに、会いたいな………。
「みず…は…ら…」
…ん?
いま、みずはらって聞こえた気が…
…気のせいだよね。
「水原………」
「!?」
やっぱり聞こえる!
どこから!?
声のするほうを見ると、ベッド。
わたしと理香ちゃんは床に布団を敷いて寝ている。
だから、ベッドの上にいるのは、千夏ちゃん。
じゃあ、いま水原くんの名前を言ったのって千夏ちゃん…?
いやいや、まさか…
「水原…!」
………!
いま、確かにはっきり聞こえた。
千夏ちゃんが水原くんの名前を呼ぶのが。
「おやすみー」
「…おやすみ」
わたしはさっきから、ずっと順也くんの言っていたことばかり考えていた。
今日は眠れない気がする。
寝息が聞こえる。
もう2人とも寝たんだ。
水原くんに打ち明けられたら、どんなに心が軽くなるだろう。
あと、こんなとき、水原くんの優しい声が聞きたいな……。
でももう遅い時間だし、さすがに電話できない。
水原くんに、会いたいな………。
「みず…は…ら…」
…ん?
いま、みずはらって聞こえた気が…
…気のせいだよね。
「水原………」
「!?」
やっぱり聞こえる!
どこから!?
声のするほうを見ると、ベッド。
わたしと理香ちゃんは床に布団を敷いて寝ている。
だから、ベッドの上にいるのは、千夏ちゃん。
じゃあ、いま水原くんの名前を言ったのって千夏ちゃん…?
いやいや、まさか…
「水原…!」
………!
いま、確かにはっきり聞こえた。
千夏ちゃんが水原くんの名前を呼ぶのが。