青いブレスレット
「ありがとう。090の…」


水原くんはその場で番号をプッシュし始めた。


「じゃあちょっとかけてくるね」


水原くんは携帯を持ってカフェの外へ出て行った。



….………


「…水原くん大丈夫かなあ……」


口論になってないか心配だなあ………。


「大丈夫だよ多分」

理香ちゃんが言ってくれる。



すると、水原くんは意外とすぐに戻ってきた。


「ただいま」

「水原くん!どうだった!?」

「………」



水原くんは無表情で椅子に座って、そこから何も言わない。



順也くんからなにか聞いたの………?
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