青いブレスレット
行ったらまた、水原くんと別れろって言われるんだろうか…。
こわい……。
「でも、雪川さんを連れてくかどうかは本人に聞いてから決めるって言った。
だから、もし来たくないなら来なくても大丈夫だよ。てか、もう会いたくないよね?」
…水原くん、わたしが嫌な思いしないようにしようとしてくれてるんだ。
やっぱり優しいな……。
「だから、俺一人で…」
「行く」
「え?」
わたしは勢いよく立ち上がった。
「わたしも行く!言い返してやる!水原くんとは絶対別れないって!!」
水原くんはびっくりした顔でわたしを見てる。
理香ちゃんと西野くんも。
そこでわたしはハッとして恥ずかしくなり、座ろうとした。
けど………
「………えらい!」
理香ちゃんがわたしに言った。
「よく言った!それでこそ水原の
彼女だ!」
西野くんも言った。
「え?え?」
わたしが戸惑っていると、水原くんも立ち上がって言った。
これから友達と喧嘩するかもしれないのに、嬉しそうな顔をしている。
「大丈夫、俺が守るから。行こ!」
水原くんに手を引かれて席を後にした。
振り向くと、理香ちゃんと西野くんが微笑んでいた。
こわい……。
「でも、雪川さんを連れてくかどうかは本人に聞いてから決めるって言った。
だから、もし来たくないなら来なくても大丈夫だよ。てか、もう会いたくないよね?」
…水原くん、わたしが嫌な思いしないようにしようとしてくれてるんだ。
やっぱり優しいな……。
「だから、俺一人で…」
「行く」
「え?」
わたしは勢いよく立ち上がった。
「わたしも行く!言い返してやる!水原くんとは絶対別れないって!!」
水原くんはびっくりした顔でわたしを見てる。
理香ちゃんと西野くんも。
そこでわたしはハッとして恥ずかしくなり、座ろうとした。
けど………
「………えらい!」
理香ちゃんがわたしに言った。
「よく言った!それでこそ水原の
彼女だ!」
西野くんも言った。
「え?え?」
わたしが戸惑っていると、水原くんも立ち上がって言った。
これから友達と喧嘩するかもしれないのに、嬉しそうな顔をしている。
「大丈夫、俺が守るから。行こ!」
水原くんに手を引かれて席を後にした。
振り向くと、理香ちゃんと西野くんが微笑んでいた。