ワガママな私
それは4年前……
私と一誠は兄の部屋で
いつもどうりゲームをしていた。
「うわー!負けた!」
「ふんっ!弱いな♪」
いつも私が勝っていた。
「それよりお前、好きなやついんの?」
「え?い、いるけど…」
私は嘘をついた。
「ふーん……誰?」
「誰にも言わない?」
「うん!」
「えーとねぇ、敬次君…」これも嘘だ。
「マジ!?実は俺も好きなやつ出来たぞ♪」
「誰?」
「美香ちゃん…」
「えー…そうなんだ」
その時…
ドサッ