恋をした瞬間。






-----------数時間後にテストが終わった。



今回は良い出来だった。気がする。



「平中くーん、どうだったー?」



「…まぁまぁでした」



「あ、そーやっていう人は良い出来だったーとか思ってるんだよねぇ」



なんで、この人には嘘がすぐばれるんだろう。



「そんなこと思っていません」



「うっそだぁー」



「本当です」



「えー?そんなことないd「はい。そこまでです。また言い争わないでください」



見事に原田さんが言ったところをさえぎったな、委員長。



「あ、ごめんねぇ」



「明日、順位がでるんですからそれまで言い争わないでいただけるとありがたいです」



「すいません。委員長」



「わかってくれればいいんです」



そう委員長は言ってまた前を向いてしまった。



とりあえず、明日がこれば結果がわかることだしな。






< 17 / 42 >

この作品をシェア

pagetop