不良男子が子猫少女と同居する!




「やめっ――待ってくれ!」

「俺にタメ口利いていいのは…幸太だけだ」

 俺は、足手まといに囁いた。

 将人の顔が強張る。

「幸太、おもしろいから、そいつを手錠で固定しとけよ」

「お、いいな。確か俺、手錠持ってるんだよね」

「なんで持ってんだよ、今」

 俺が聞くと、幸太はニヤッと笑う。

「決まってんだろ――。かわいい女の子を監禁するためじゃん」

「ターゲットはあいつか?清水美琴」

「ブッブー!あんなデブ、ヤる意味ねぇしな」

「女縛るより、そいつ縛った方が楽しめるんじゃねェか?」


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