不良男子が子猫少女と同居する!


「美愛、なんで服着ないのさ」

「だって、玲央にゃんが倒れちゃったから心配だったのぉ~」

 美愛はそれから俺の目をじっと見て。

「玲央にゃん生きててよかったぁぁ!」

 いきなり抱き着いてきた。

 入浴剤の甘い香りと美愛の感触が俺を包む。

「美愛!」

「玲央にゃんよかったぁぁ!」

 俺は美愛の背中に腕を回した。

「美愛、ありがと」

 俺は俺から離れた美愛にタンスから出した服を渡した。

「今日はこれ来て寝ろ」

 言ってから気付けいた。俺の部屋にはシングルベッドが一つ。他には一人掛けのソファがあるだけ。ベッドが一つしかない!!

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