不良男子が子猫少女と同居する!



 …つか、美愛が俺と寝てほしいのは、そういう理由かよ。

 まぁ、そうだよなぁ…普通に考えたら。

 変な妄想するなんて、俺バカだな。

「美愛、一緒に寝てやるからベッドに入れ」

 もちろん、一晩中一緒に寝るわけじゃない。コイツが寝ればベッドを出るつもりだ。

「うん!」

 美愛がベッドに飛び込んだ。

「電気消すぞ」

 俺は電気を消した。それからベッドに入る。途端、美愛が抱き着いてきた。

「おい」

「玲央にゃんあったか~い」

 美愛の小さな腕が背中に回される。理性崩さないように気を付けねぇとな。つか、これじゃベッドでれねぇじゃん。

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