極道のみち
秋になり、私は進路も決まって、
絡む友達さえ変わっていた。
「美波!かえろ!」
同じクラスの井戸田麻衣。
「かえろ~」
進路も決まっているせいか
最近、二人でいることが非常に多くなった。
「んーねね、今日夜ひま?男二人がご飯食べいこって。」
「だれ?」
「1つ下のk高のこと3つ上の社会人!とびってゆってたかなぁ~。ほら、美波年上と恋愛してみたいって言ってたじゃん?!」
「あ、まじで?!いくいく~!」
そんなことなで、夜の予定ゲット。
「年下は、だめね~?麻衣のめんこだから」
そう言って麻衣は得意気に笑う。
はっきし、もつ年下は興味がない。
今まで何回年下と付き合ってきたことか。
自分が精神年齢低いせいもあるのか、半分以上が年下。
でもさすがに年下の餓鬼さに気がついた今日この頃。