警察官になりたいです!

やっぱり、嫌なことは思い出したくないよね。


―――――キーンコーンカーンコーン。


読書の時間が始まる。

私はいつも通り『警察官になる方法』を読みはじめる。


まだ誰にも言ってないけど、私の夢は警察官。

一途に警察官の仕事をする父に憧れて幼い頃から夢見てる仕事だ。



―――――コツン。

私の机にぐしゃぐしゃに丸められた紙が飛ばされてきた。
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