イケメン彼氏



「では、木下さんの隣の席が空いてるので
そこに座ってください。」


えっ///私っ?
広田くんはスクバを持ちこなして、
私の隣の席までスタスタと歩いてきた。

「ヨロシク」

「ひぇっ!!?」

「木下・・・」

「遥陽ですっ!」

///

「遥陽、よろしくな」

「は・・・はい。」


まさかこんなドブスな私に
話しかけるとは・・・。
恐るべし広田くんっ。

ちかくでみると、かなりイケメン。
こんなお方が私なんかの隣にいて
よろしいのでしょうか。



「木下さん」

しかも呼び捨てされちゃったし・・・//


「木下さんっ!?」

「遥陽!」

広田くんっ?

「ハハハハハ!」
クラスのみんなが笑い出した。


「えっ?私何かしましたか?」
と小声で広田くんに聞いた。


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