*双子ちゃん*
twins*3

家での双子ちゃん




マオside


「ただいまー!!」


「おかえりなさい、マオ。」


家に帰ると、いつものように、母さんが出迎えてくれた。


「どうだった??高校生活1日目は。」


「んー…普通かな。」


「そう。」


「それより、腹減った!!」


「じゃあ、急いでご飯作るわね!!」


母さんは走ってキッチンへと戻っていった。


俺も、靴を脱いで、自分の部屋へと向かった。


すると、下から「ただいまー。」と美桜の声が聞こえてきたので、俺は着替えてリビングに向かった。



「おかえり、美桜。」


俺がそう言うと、「ただいま!!」と元気に笑顔で言った。


「なんかいいことでもあったのか??」


「え、なんで!?」


「学校から帰ってきてそんなに元気なことって珍しいから。」


美桜は、聞いて欲しかったらしく、目をキラキラ輝かせていた。





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