LOVE×GOLD



side力



話を聞いて俺は目を見開き芽衣は何故か微笑んでいた。



芽衣「レインのSOSね…」



SOSとわかっていて何故笑っている?



芽衣「力…レイン前より穏やかな顔で寝ているゎ…」




悲しそうに笑う目の先は確かに前より穏やかに寝ているレイン。



『っ…』



芽衣「悔しがることじゃないゎ…レイン、一つ前に進めたみたいょ」



あぁ…



そぅだな…でも、俺何もできなかった…



芽衣「何もできてないなんて思っちゃ駄目。またレインが気使うゎょ。コノ子は人一倍に優しい子だから…


蓮皇って言いましたっけ?」



芽衣は蓮皇の奴等の方へ向き頭を下げた。



突然の事で俺も健也も蓮皇の奴等も目を見開く。


芽衣「レインはね?強いの、デモ、心はとても弱いの…弱いんじゃなぃゎね、脆いの…

だから、レインの笑顔を取り戻してくれませんか?

あたしじゃ…駄目だったの…あたし達じゃ…」




俺は芽衣をみて隣に立ち一緒に頭を下げた。



頼むと声を張り上げて…




side力end
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