.+魔法がある街+.~時の流れに~
プロローグ
「今日の最後の曲になりました。みなさんに里奈からできる小さなプレゼントを贈ります。それでは聴いてください。小さな奇跡」
静かで淀みのなく透き通った声。
イントロが流れる。
光に包まれている少女はマイクを両手で握る。
長い髪をして水色のリボンをした可愛いらしい少女里奈はステージで歌いだした―――
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