*ロマンチックな恋の行方*



びゅんびゅん漕いでたらあっという間に家に着いちゃった。


「ハイ。着いたよ?行っといで?」


花由里は私の背中を思い切り押す。


「ちょっとぉ!!痛いよぉ。
そんな慌てなくてもいいじゃない!!」


私がそう言うと花由里はクスクス笑いだした。


「え??なんかおかしい?」


「いや、なんもない。こっちの話だよ。
じゃ、どうなるのか教えてね?
ばいばい」





一体なんで笑ってたの?


意味不明なんだけど。


…ってそんなことはどうでも良くて、とりあえずお母さんに聞かなきゃね。





*
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