*ロマンチックな恋の行方*
「おっはよー結菜!!」
「あっ花由里、おはよう」
朝から、元気なのは私の幼なじみの真中 花由里<マナカカユリ>ちゃん。
花由里は毒舌系美女でバレー部に入ってて、身長は170センチくらいある。
ちなみに私は161センチ。
二人ともだいぶ背が高いんです。
「クラス分け大丈夫かな?」
不安そうに花由里が聞いてくる。
「大丈夫...じゃない?
一応、今日から高校生だし。」
「いや、そうじゃなくてー」
ちょっと怖い顔で、花由里は私の顔を見てくる。
「えっ?特に心当たりないんだけどなぁ...」
はぁ
花由里がため息をつく。
私、花由里を呆れさせるようなこと言った?
「えっあ、ごめん」
なんか申し訳なくなって、意味もなく謝る。
「絶対ー。心当たりあると思うんだけどなぁ。
颯薫くんのことだよ。そ・う・た・くん」
*