私だけの王子サマ。

「私、咲音の所行ってくる」


「あっ待って。俺が行く」

そう言って高倉くんは勢いよく立った。


「ちゃんとしねーとな」

「頑張れよ、蓮」



食堂から出ていく高倉くんの姿を私達は見送った。



って…



新谷くんと2人きり?!
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