私だけの王子サマ。

「あの二人どこに接点があるんだろう…」


確かに…。

くつ箱の場所につくと偶然にも高倉くんと新谷くんと居合わせた。


「「あっ…」」

自分と咲音の声が重なる。

「おー咲音。相変わらずブスだなーお前」

はははっと笑いながら高倉くんが言う。


「な!うるさいわねー!バカ猿」

「はぁ?」



また始まった…。
幼馴染みだからこその言い争い。
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