そんなあなたは先生でした…(上)


あたしは肩を支えてもらいながら、
部屋に行ってソファーへ座った。



隣には先生……



「何か飲み物持ってくるね。
温かいのがいい?
冷たいのがいい?」


先生は立ち上がって、
キッチンへ向かおうとしている。


「……行っちゃやだ…」

あたしは先生の服の裾を掴んだ。


「礼さん!?」

先生は驚いたみたい。

「一人にしないで……」

「わかった…」

隣に腰掛ける。





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