そんなあなたは先生でした…(上)
なんとか、
ダンボールに詰め終わった。
元々、教科書と制服は先生の家に持って行ってある。
「できました!」
居間にいる麗華さん達にそう告げる。
「吉村さん、よろしくね~」
「了解致しました」
どんどん車に積めていく。
車って言っても想像している車とは大違いである。
車は、
長っ!!!
って言ってしまうほどの高級車。
もちろん、
黒。
車の椅子はソファーのよう。
お金持ちな車
でございます。