そんなあなたは先生でした…(上)

「あっそぉ?」


麗華さんはまだ疑ってる。


そんなこと言われたって……
ねぇ、先生?


あたし達は顔を見合わせてドキマギし合った。



「そっ、そろそろ行かないとっ!!!」

「そうですねっ!!
麗華さん、行きましょう」

麗華さんの背中を押して、
あたし達は部屋を出て車に乗った。

奏さんは運転者らしく、
一足先に乗車していた。



車が発進する。





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