そんなあなたは先生でした…(上)
あたしは先生の顔が見たいのに、
あたしを抱きしめてるから伺えない。
「ねぇ、
そろそろ俺のことも“陽”って呼んでよ」
「え゛っ!?」
ヤキモチ焼いて可愛かった先生から一変。
なぜか、Sになっています!!
「陽って言ってくれないの?」
しおらしい先生に変身した!
あたしの肩に顔がっ!!!//////
「で、でもっ……」
「礼……」
話す度に息があたる。
「礼、お願い…」
うぅっ……
反則ですっ、先生っ!!
「ょ、ょぅ……///」
小さい声で呼ぶ。
「もう一回」
「よ、陽っ!!!」
今度はちゃんと聞こえた?