そんなあなたは先生でした…(上)


ゆっくりと目を閉じる。


陽の唇を感じたくて…

陽の愛を感じたくて…


唇が離れる。

離れた唇を惜しく見てしまう。


トロンとした空気が流れる。


陽はあたしをじっと見る。

あたしはもっと陽を感じたくて。


「ょぅ…もっと………」


あたしも陽を見て言った。


陽は耳元で

「それ反則だってば…」

と囁き、また唇を繋がらせた。





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