そんなあなたは先生でした…(上)
ホテルに戻ると、みんなと合流した。
「二人ともー、どこにいたのぉ~?♥」
麗華さんがニヤニヤしながら聞いてきた。
あたしはさっきのことを思い出してしまい、頭をブンブン振った。
「べつに?」
陽はわざと素っ気なく答えた。
「“べつに?”ですってー♡
何も無いわけないじゃないのよねー♡」
「だよなーww」
奏さんも麗華さんも口角を上げている。
うぅぅっ…///
「そっとしておきましょ」
由紀おばちゃんがマリア様のように言ってくれた。
「「はーい」」
納得してくれたのかはわからないけど、
一応そこでその話は終わった。
由紀おばちゃんありがとう♡