そんなあなたは先生でした…(上)

一人おとなしく湯船に浸かっていると、
二人が近づいてきた。



「ねぇ、さっきは二人で何してたの?♥」


さっき……


かぁぁぁ///


思い出して染まってしまった///
これじゃぁバレバレじゃんか、自分!!!


「ゴホンッ…
えーっと……、、」


あたしは咳払いをしてからさっきのことを話した。


「きゃー♡」
「陽はやるわねー♡」


盛り上がる二人。

あたしは若干のぼせ気味になってきた。


「きっとそろそろよっ!」

「え?」

麗華さん、何がですか?


「だからー……」


耳元でそれを言われた。


「えぇぇぇぇぇぇ!!!」


あたしは大きな声で叫んでしまった。


他に誰もいなくてよかったー……。








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