そんなあなたは先生でした…(上)
あたしは一旦深呼吸をして冷静になろうとした。
「麗華さん、
あり得ませんから…」
「またまたぁぁー!
旅行中に……♡」
由紀おばちゃんは違う湯船へと行ってしまったため、マリア様はいないわけでして…。
「丹精込めて身体を洗うのよっ♪」
「だから、
ないですよっ!!!」
ある
ない
の掛け合い勃発!
「とりあえず、もしものためにアドバイスしてあげるわ」
あたしはそのアドバイスを聞いて、またしても奇声を挙げるのでした。