そんなあなたは先生でした…(上)

あたしは一旦深呼吸をして冷静になろうとした。


「麗華さん、
あり得ませんから…」


「またまたぁぁー!
旅行中に……♡」


由紀おばちゃんは違う湯船へと行ってしまったため、マリア様はいないわけでして…。

「丹精込めて身体を洗うのよっ♪」


「だから、
ないですよっ!!!」


ある
ない
の掛け合い勃発!


「とりあえず、もしものためにアドバイスしてあげるわ」


あたしはそのアドバイスを聞いて、またしても奇声を挙げるのでした。



< 211 / 529 >

この作品をシェア

pagetop