そんなあなたは先生でした…(上)

唇から首筋へと移動する。

さっきまでは塞がれていたからいいけど、塞がれていない今は声が漏れてしまう

抑えようと、
堪えようとしても、
甘い攻撃に耐えることはできなくて…


鎖骨のところで、
チクっとした痛みがあった。




背中にあった手は真ん中よりちょっと上で止まった。



胸が開放的になる。


陽の手は服越しに胸をなぞる。


あたしはその愛撫に耐えられなくて、
陽の肩にしがみついた。


「ょ、、ぅ……」


やっと出したあたしの声にハッとする陽。


触っていた手が離れる。

陽の顔はバツが悪そうな感じ。







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