そんなあなたは先生でした…(上)
みんな寝てるし…
「おい、起きろ!」
奏を揺さぶると
「ふぁぁー?
陽さん、礼ちゃんとは終わったんですかー?」
意識朦朧としてる中で言った。
「はぁ?
礼なら寝てるよ!
ほら、起きろ!」
俺は奏の頬をペチッと叩いて起こす。
「よーうー?」
麗華が起きたみたいだ。
「おい、起きろ!」
揺さぶると、
「礼ちゃんとはもういいのー?
余韻とかー」
何、訳のわかんないことを……。
でも、奏は起きたみたいだ。
麗華を運び、おばあちゃんとおじいちゃんを起こす。
二人には
「仕事だよ!」
って言うと
ハッ!!!
と起きる。