そんなあなたは先生でした…(上)

みんな寝てるし…


「おい、起きろ!」

奏を揺さぶると

「ふぁぁー?
陽さん、礼ちゃんとは終わったんですかー?」

意識朦朧としてる中で言った。


「はぁ?
礼なら寝てるよ!
ほら、起きろ!」

俺は奏の頬をペチッと叩いて起こす。


「よーうー?」

麗華が起きたみたいだ。

「おい、起きろ!」

揺さぶると、

「礼ちゃんとはもういいのー?
余韻とかー」

何、訳のわかんないことを……。


でも、奏は起きたみたいだ。


麗華を運び、おばあちゃんとおじいちゃんを起こす。


二人には

「仕事だよ!」

って言うと

ハッ!!!

と起きる。






< 226 / 529 >

この作品をシェア

pagetop