そんなあなたは先生でした…(上)
2日目の朝
「おはよー…、頭痛い」
「俺も…」
麗華さんと奏さんは二日酔いらしく、
頭を抑えていた。
「大丈夫ですか?」
「んー…、礼ちゃんは身体大丈夫なの?」
何ですか、その意味深な……。
「腹とか腰とか……」
何でですか、奏さんまで。
「全然大丈夫ですよ?」
「さっすが、陽ね!
奏とは違うわー♡」
「いやいやー、麗華はそんな俺が好きなんだろ?」
何この会話、
意味分からない上に、バカップルの他和語に付き合わされています。
「何やってんの?」
陽だっ!
「何って……
ラブラブ?笑」
麗華さん………。
「陽さん、おめでとうございます!」
「は?」
陽も意味分からないといった感じ。
「もしかして………」
「してないけど、何か?」
麗華さんに被せるように言った。
あ!
そういうことね!
「なんでっすか!?」
「何でって………」
陽はあたしを見ながら
「礼が好きだから?」
朝からそんな//////
麗華さんと奏さんは、理解不能といった感じだった。