そんなあなたは先生でした…(上)

「え、陽!?」

「いいから、静かに…」


ソファーに身体を降ろし、
俺はその上に被さるようにする。


さっきのように口付けをする。

礼の口から漏れる声に、
もっと…
と溺れそうな感覚さえしてしまう。


本当はこのまま……

なんて今までも何度も思ってきた。


「陽……、んぁっっ…」


痺れそうになる。


理性なんか崩壊しそうだ。





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