そんなあなたは先生でした…(上)
陽side
静かになったと思ったら、
礼は眠りに堕ちていた。
よくこの状況で寝れるな…
疲れてんのかな?
礼の上から身体を離し、
頭を撫でる。
「好き…」
礼が呟く。
夢に俺が出てるの?
「…ないで、、……行かないでっっ…」
礼が涙を流してる。
どんな夢みてるんだ?
何で泣いてる?
「……哉くん、いゃ、、恭哉くん、、」
恭哉……
城之内恭哉…?
やっぱり、あいつが何かしたのか。