そんなあなたは先生でした…(上)
「え、いつからいたんですか!?」
「さぁー?
いつからいたでしょうかねぇ?
お二人はもう愛の接吻はいいのですかぁ?」
麗華さんが笑いながら言う。
え、そんなとこも見て………って、、
バッと陽から離れる。
そういえばこのままだった。
陽は照れながら笑ってるし。
麗華さんに関しては………
恥ずかしい、恥ずかしい///
「礼、おやすみ。
明日は文化祭でしょ、そろそろ寝ないとね……」
「あ、そっか」
あたしは麗華さんと一緒に階段を登ろうとした。
その瞬間、
チュッ
ほっぺにキスを落とされた。
「おやすみ、姫様」
そう囁いてくれた。