そんなあなたは先生でした…(上)
愛してる
美味しく食べ終わり、
車は家に向かっている。
「今頃、麗華たちも京都で楽しんでるんだろうな」
あ、そっか。
今気付いたけど、家に帰ったらあたし達とお手伝いさんしかいないんだった。
「そ、ですね…」
緊張してきちゃった。
だって……
「緊張?」
カタコトに話すあたしの気持ちを悟ったかのように言う。
「え、あ……」
「俺も緊張だな」
車を停める。
いつの間にか家に着いていた。
メニュー
愛してる