そんなあなたは先生でした…(上)

そしてそのまま口付け。


舌を絡ませ、

あたしの口内を荒らす。


舌は首筋へ、鎖骨へと移る。


あたしはくすぐったくて……


「んやぁっ……」


声を漏らす。

何この声、あたしのじゃないみたいな甘い声。


あたしはこの声をがんばって堪えた。


「礼……、大丈夫?」


陽はあたしを心配している。


「大丈夫だけど……」

「だけど?」

「恥ずかしい///」


いくら電気を消してても恥ずかしいもん。


「可愛いよ」


そう言って、パジャマのボタンに手を掛ける。





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