そんなあなたは先生でした…(上)

部屋に戻ると、
奏さんが机に肘を乗っけてぼーっとしてた。


「さぁ、礼ちゃん買い物に行きましょ!
生活する上で必要なものをそろえなきゃ」

「あ、はいっ!!」

「出かける準備してー。
奏も行くわよっ!
あ、あと、買い物の前に寄るところあるからね!」


そう言った瞬間、奏さんはムクッと起きて椅子から立ち上がり、麗華さんを追うように部屋へ行った。


奏さんって犬みたい笑





< 54 / 529 >

この作品をシェア

pagetop