そんなあなたは先生でした…(上)

その後もいろいろ買い物をして
家に戻ったのは6時頃。


「お帰りなさいませ」

黒い服を着た人たち(10人ほど)が迎えた。

「あ、そう言えば紹介してなかったわね。礼ちゃん、こちらの人たちはあたしたちを、うーん…護衛?してくれる人たちよ。それで、トップが吉村さん」

「吉村です。
よろしくお願い致します、礼様」

「あ、はぁ……」

あたしも軽くお辞儀を返した。


「では、お荷物をお預かり致しますので、皆様はお部屋へと」


まるで、あたしたちはお嬢様、お坊ちゃまのようだ。

そうすると吉村さんたちは遣い手?




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