舞う美少女【完】
『…ッ!
俺、この辺り探してみます!
お母さんは警察に電話を…!』


[分か…った…わ]


ブチッ


プープープープー


『尚美~!
何処にいんだよ!?
尚美ッ!』


俺は周りの目なんか気にせず叫んだ


傘がうっとうしくて、投げた


荷物も駅員に預けた


『尚美~!
尚美ッ!』


5時間も探しても見つからなかった


尚美は誕生日の日に…


冷たい遺体となって俺の所に戻ってき
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